先週は虚空蔵山へのAコースでの山行を紹介したので、今週はBコースから登ってみよう。
八本松から県道80号線を進んで、Aコースの登山口となる並滝寺池の堰堤横を通過。さらに県道を志和方面に進んで新広島変電所まで行く。
新広島変電所。デジカメ時刻6:44。
変電所付近の県道脇に数台駐車が可能なので車を置き、すばやく身支度を整える。
変電所からは、変圧器の音なのか素人の私にはわからないが「ぶーん」という音が絶えず周囲にこだましている。
県道80号線を約200m八本松側に戻る形で歩く。
ちなみにAコース登山口の並滝寺池堰堤から新広島変電所は700mあまり離れている。
門扉の隙間から入り、荒れた林道を進んでいく。
Aコースに比べると藪っぽさがないので、雨後でも枝葉で衣服がびしょ濡れになることは少なそうなBコースである。
87番鉄塔。
変電所がある関係で、虚空蔵山付近は送電鉄塔が非常に多い。
87番鉄塔への巡視路が左に分岐。
登山道というより、本来は電源開発㈱(J-POWER)の鉄塔保守道であるらしい。
鉄塔を過ぎると登りが始まる。
変電所が発する「ぶーん」という音が、この辺りの山中まで聞こえる。
明瞭にわかる山道が続いていく。
Bコースの全体的な印象は、87番鉄塔まで比較的緩やかな林道を歩き、そこから登山道の傾斜が変わって標高545m辺りまで登りが続く。そこから平坦に横移動する形で86番鉄塔の上に出る。
86番鉄塔への巡視路が分岐。
送電線の先の眼下には新広島変電所も見える。
86番鉄塔を過ぎると階段が始まる。
階段を登り詰めると小ピークに着き、右手からのAコースと合流する。
Aコースと合流。
ここから鞍部を通って、ほどなく磐座(いわくら)に着く。
磐座到着。デジカメ時刻7:21。
今回はここが最終目的地。山頂には行かない。
所要時間はBコース経由で35分だった。AコースもBコースも所要時間にあまり差はない、ということか。
西条盆地の眺め。
天気は良いのだが、黄砂の影響か野呂山が遠方うっすら霞んでいる(・Д・`)
山陽自動車道。
黄砂も嫌だが、最近ではPMナントカという危険な物も大陸から飛来するようだな(´`@)…
国道2号線・西条バイパス。
広島大学あたりは、よく見えないようだ。
山陽自動車道・奥屋PA付近を遠望。
こんなんじゃ瀬戸内海なんて全然見えない。
並滝寺池(の一部)
かなり大きな溜池で、山裾に隠れて一部しか見えていない。
並滝寺山(中央)と高鉢山(右奥)。
今日は呉娑々宇山が霞んで全然見えない。
7:30磐座を出発。Bコースを下っていく。
下った印象では、Aコースほど急ではないにせよ、こちらもそれなりに勾配がある。
県道が見えてきた。
6月上旬とは思えない気温になる予報のせいか、あまり涼しい朝ではなくて汗が噴き出る。
県道80号線に復帰。デジカメ時刻7:51。
変電所前の車の所に戻ると丁度8時になろうとしている。
登山から下山まで、Aコースとほとんど所要時間に差はないらしい。
いつもAコースでばかり登ってきたが、今回初めてBコースを通って登山道の雰囲気を見れたのは良かった。