ホルンフェルスの次は高山(こうやま)に行く。
高山は車で山頂直下まで行ける(しかも激狭な離合不能な道でもない)ので、楽チンに登れる山。
前回訪問時とは状況が一変しているのに驚く。
山頂付近の木々が切り払われて、周囲の眺めが劇的に良くなっている。
青空に向かって進んで行く感覚に陥るほど、以前とは山頂の雰囲気が変わっている。
天気は良いけど、遠くは霞んでいる。春が近づいているということか。
停車中の車内でオジサン2人(そういう私もオジサンだが)が弁当を食べていた。彼らは景色とか磁石石とかには興味がないらしかった。
静かな自然の中で弁当が食べたかったのだろう。
実は、これまでここが高山の山頂だと勘違いしていたことに後で気づくことになる。
山頂の木々が切払われた御蔭で、今回その過ちに気づくことができた。
まずは、木々が無くなり視界が開けた展望台からの眺めを楽しむとする。
1,500万年前頃活動した火山で”長門富士”といわれる独立峰。阿武火山群の山々より活動時期がはるかに古い。
伊良尾山は阿武火山群に含まれる山で、40万年前、溶岩を流出する大規模な噴火をした。
青野山は10~15万年前活動したといわれる火山。
ちなみにだが、津和野や青野山は島根県です。
山口県の最北にある離島。最北ながら、対馬海流の影響で温暖なのだそう。
展望台からの景色を楽しんだら、木々が切払われたお陰で、ここからまだ先に行けることに今回初めて気づいたので行ってみる。
何度も来ていながら気が付かなかったとは迂闊極まりなく、汗顔の至り。
こうしてみると、高山の山頂周辺は整備が行き届いているのがよくわかる。
今まで展望台の所を山頂と信じていた私は、今回の訪問で初めて高山の山頂に来たわけだ。
当然、磁石石も今回が初見となるわけだ。
コンパスを持っていれば針が岩に引き寄せられるのだろうが、残念だが持ち合わせていない。
以下抜粋
国指定天然記念物 須佐高山の磁石石
(すさこうやまのじしゃくいし)
高山(標高 532.8 m)山頂付近の岩石は強い磁気を帯びており「須佐高山の磁石石(じしゃくいし)」と呼ばれています。岩石の種類は**斑れい岩(はんれいがん)で、磁性を持つ鉱物(磁鉄鉱)を含んでいます。このように強い磁性を有する天然の岩石は珍しいことから、昭和11年(1936)12月16日に国の天然記念物に指定されました。
この岩体は、約1,500万年前に海底の地層(須佐層群)を貫いた斑れい岩マグマが地中で冷え固まり、それが隆起と侵食によって地表に現れたものです。山頂に露出している巨石は、高山の大部分を構成する巨大な斑れい岩体のごく一部です。この斑れい岩体は、接触した岩石に熱による変成作用をもたらし、周囲約 650 m の範囲の地層はホルンフェルス(熱変成岩)化しています。
要するに、高山は山麓に熱変成(ホルンフェルス)した堆積岩の層がある斑レイ岩の山で、1,500万年前以降の隆起によって山体ができた。つまり阿武火山群の山々よりも、ずっと古い時代から十種ヶ峰とともにこの地域を見守っている先輩格の山です。
例えば、仮に萩の笠山の活動形成が1時間前として比較するなら、阿武町の伊良尾山は2日前、須佐の高山や十種ヶ峰は2ケ月以上前という形成時期の違いがある。
道永の滝に行く
















