この日は私自身久しぶりに高千穂に行く。
前回来たのは10年以上も前になり、再訪が非常に楽しみな所であったのだが、生憎朝から雨模様。
国道325号沿いにある観光物産館「トンネルの駅」に着いた時も激しい雨が降っている有様。
雨は仕方ないが、トンネルの駅の敷地内には「天孫降臨の滝」という滝があるので、一応見ておく。
天孫降臨の滝。
どうやら人工の滝のようだが、滝姿はなかなかに良い。
道の駅に寄って先に昼食を食べ、時間を費やしていると次第に天候が回復してきた。
バスガイドさんが説明しながら中高年の団体を引率している。
ここから真名井の滝への渓谷沿いの道は、中高年の団体にはちと険しそうな道のりだ。
頑張って歩く価値は十分にあるが・・・( ̄▽ ̄;)
なにしろ谷が深いのだ。
傘を持っていくべきかしばし迷った挙句、置いて行くことにして遊歩道を進んでいく。
遊歩道から上流側に見える名称不明の滝。
遊歩道からはそれているが、この立派な滝には名前がないのだろうか?
それとも降雨時限定で出現するのだろうか?
険しい五ヶ瀬川の渓谷に大きな橋が何本も架かっている。
谷の深さが尋常ではない( ̄□ ̄;)!!
島根の断魚渓をさらに何十倍もスケールアップした感じか。
スケールが違い過ぎるから、ここでは「断魚渓?なにそれ?」と言われそうだが・・・
渓谷の景色に見とれていると遊歩道の距離を感じさせない。
この頃には完全に雨はあがっており、あえて傘を置いてきたのは正解だった。
真名井の滝。
両サイドが垂直に切り立った崖を落ちる滝で、日本の滝百選に選ばれている。
観光客で賑わう真名井の滝周辺。
紅葉のシーズンは大変な人出でしょうな。
下流側から真名井の滝。
繰り返しになるが、紅葉の時期に来てみたいものです。
柱状節理
大昔、阿蘇山の火砕流が五ヶ瀬川に沿って流れ出し、急激に冷やされて柱状節理の懸崖を造形したものといわれる。