快晴の土曜日となった。
しかも、私1人で自由に外出可能という絶好のシチュエーション。
ということで、いかにこの機会を有効に活用すべきか考えた結果先月新たに道の駅が出来たという話も聞いているし、久々に鳥取の日南町に行ってみることにする。
大げさではあるが、1人で自由に遊びに行ける機会など、あまり与えてもらえないのは、いずこのお父さんも同様だろう(・-・`*
寂しい話はさておき、思いついた一つの目的が、日南町のおおきりという滝への再訪。
まずは中国自動車道の庄原インターまで走り、国道183号線を延々と米子に向かって走っていく。
県境の鍵掛峠を過ぎ、鳥取県に入ると日南町多里から県道106号線に左折。
途中峠のようになった箇所を越えて、国道から約1.5Kmほど県道106号線を進むと橋がある。
県道の橋。
この橋を渡らず川に沿うように左折する。
落石等あって多少荒れた道は、交通量の少なさを証明しているが、ともかく上流側に向かって進む。
目印のカーブミラーが見えてくる。
おおきりも御来光の滝と同じくカーブミラーが目印。
ただし御来光の滝のように、ケタ外れに深い谷の底に降りていくわけではない。
カーブミラー付近から斜面を降りていく。
道路からは瀑音が聞こえるものの、既に新緑の時期ともなると藪で滝を視認できない。少し斜面を下ると、木々の間から徐々に滝が見えてくるのがわかる。
斜面に投棄された粗大ゴミ。
こうした場所にゴミをわざわざ捨てに来る人物の神経を疑う。実に嘆かわしいことで、非常に残念。
滝の横に着く。
倒木の具合も前回と全く変わった様子はない。
2年前既にあった倒木。
飛沫を撒き散らしながら、なかなかしぶとく居座っているものだ。
下流側を見た図。
滝を流れた水は狭い岩場を通ってさらに流れていく。
滝前の岩場を慎重に横切って左岸側に移動する。
おおきりの全景。
大まかに3段で流れ落ちる滝だ。
私が下ってきた斜面。
無論注意は常に必要だが、藪がひどくなければ大して危険個所もないと個人的には思う。
真正面のポジションで、倒木の枝の間から撮る。
周囲の倒木がとにかく多い滝だ。
滝前を横切る倒木もなかなかにしぶとく、2年前から変わっていない。
せこせこした日常とは違って、時間がゆっくりと流れているような感覚に陥る。
ラショウモンカズラ。
周囲に沢山咲いていたので撮る。
十分に撮ったら車の所に戻る。
鳥取県西部地震の被害以降、日南町はどんどんリニューアルしている観がある。
寂れゆく中山間地が多い中、とても嬉しいことだ。
JR生山(しょうやま)駅
この駅周辺も昔とは随分変わった。
私が子供の頃は、山奥に伯備線の電車特急(やくも)が走っているのが、不思議というか驚きだった。
前回訪問時、日南町には「ない」と私が言ったコンビニだが、ついに日南町にも道の駅の隣にローソンが出来ていた(町境付近の日野町にポプラはあった)。