壇境の滝

この日は、非常に有難い業務命令で、何と隠岐に行くという貴重な機会に恵まれたヽ(≧▽≦)ノ
中国地方は割と隅々まで出かけている私だが、隠岐にはこれまで一度も行ったことがなかったので、仕事絡みではあるが非常に楽しみである。

隠岐行きのフェリーに乗る為、5時前に家を出る( ⊃Д∂)zzz・・・
島根半島の七類港(松江市)に着いたのが7時半頃。

フェリーおき(隠岐汽船)
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9:00発のこの船は隠岐・島後(どうご)の西郷港に直行する。
後発のフェリー「くにが」は島前(どうぜん)を経由する為、西郷着が14:00になる。
要は先に島前に行く「くにが」か、島後に先に行く「おき」かの使い分けということで、どちらも最終的に七類港に夕刻戻る。
ちなみに、私を含めて広島の人間には、島前とか島後とかいう呼称は一般的ではなくて、全島ひっくるめて「隠岐の島」とか「隠岐」と呼ぶ場合がほとんど。

七類のフェリーターミナル内の掲示物。
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もっと日本中の多くの人が竹島のことに関心を持つべきだな。

七類のフェリー乗り場は、夏休みに入った週末ということもあり、マリンレジャーの装備を持った家族連れや釣り人で賑やか。
みんなこの週末は、隠岐で釣りや海水浴、ダイビングなんかを楽しもうとしているのだろう。
9:00をちょっと過ぎた感じで、私が乗ったフェリー「おき」は出港。

フェリーは七類港を離れた
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隠岐諸島は本土から50km沖の日本海上にある離島で、私が行く西郷港までは約2時間半を要する。

島前の島々がうっすら視認できる
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日本海は波が高くて、瀬戸内海のフェリーとは船の動揺が違う。
乗り物酔いに縁が無い私だが、本を読んでたら船酔いしそうになった( *д*):

隠岐の島(島後)がはっきりと見えてきた。
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「あッ隠岐の島ぁ♪」
小学生の団体が迫る島を指差して歓声を上げている。

やがてフェリー「おき」は西郷港に到着(11:25)。
初めての隠岐に心がウキウキするが、レンタカーを借りた後まずは仕事。
14:00前には一旦メドがついたので、早速壇境の滝に向かう。

私は国道485号から、カーナビに騙されて山側から狭い道を向かったらしい。木の枝や落石が目立つ非常に荒れた道だった。
当HPをご覧の方々が行かれる折は、西海岸沿いのルートから行かれることを推奨したい。

壇境の滝の上流にある滝。
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後でわかったが、道路沿いのこの滝は雌滝の上にある滝のようだ。

壇境神社の駐車場に到着。
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何やら神聖な雰囲気が漂う場所である。
ちなみに「だんょうのたき」と濁って読むので注意を要する。

神社に向かって進む。
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ちなみに日本中が死者が出るほどの猛暑となっているが、ここはとても涼しい空間になっている。

この川は那久川というそうな。
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約5分歩くと神社に到着。滝も見えている。

鳥居をくぐって石段を登る
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鳥居手前の左手に雌滝があるが、まず雄滝に行く。

壇境神社
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滝裏の岩棚に社殿が建つ。

壇境の滝
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この雄滝は落差が50mあるそうな。

もう一枚
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元々、水の量が少ないと言われている滝なので、まあこんなもんかな・・・
天気に恵まれて何よりだったと思いたい。

これで私はようやく「中国地方の百選の滝を全て訪れた」ことになる
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もっとも神庭の滝は、随分昔に行ったきりなので、現時点私のHPには一度も登場しない。
私は百選の滝全てに行きたいとか全然思っていないのだが、それでも中国地方くらいは全て見ておきたい。

裏見もできる滝なので裏から。
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逆光に生きる( ̄⊿ ̄)

振り返ってもう一枚
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飛沫と風のお陰で猛暑をしばし忘れることができる。

滝の下部を・・・
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次はいつ来れるかわからない所なので、よく目に焼き付けておいたら、石段を下りて雌滝が見える所まで戻る。

雌滝。
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雌滝は落差40mらしい。

雌滝の上部。
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雄滝とは違う谷の水が流れ落ちるが、こちらの方が水の量がやや多い。

引き返す
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百選の滝だけに、水の少なさを指摘して減点する方もいらっしゃると思うが、私の印象では雰囲気や滝姿共に素晴らしい滝だったと思う。

深浦滝に行く