イラオ火山灰層を見学し、次に向かったのは、同じく伊良尾山の噴火活動で出来た地形の畳ヶ淵。
県道124号を津和野方面に向かって進むと駐車場がある。
道栄の滝よりも、畳ヶ淵の方が明らかに周辺整備が行き届いている。
以下抜粋
畳ヶ淵(たたみがふち)
足元に広がる六角柱の世界
龍が通った道 ―畳ヶ淵は龍の通り道?―
須佐地域の平内地区には、はるか昔、龍神が住んでいたという伝説があります。伝説では「畳ヶ淵は龍神が通った跡である」と言い伝えられてきました。この六角形の不思議な岩肌が、まるで龍の鱗(うろこ)のように見えたのかもしれません。
畳ヶ淵のココ見て!ポイント
伊良尾山から流れた溶岩がつくる不思議な形を楽しみましょう。
足元に広がる石畳 六角形や五角形の不思議な形をした岩が、川底一面に敷き詰められています。
巨大な石柱!? 川岸には、高さ数メートルの切り立った石柱(柱状節理)が見られます。
横断する滝!? 川の流れに対して、まるで溶岩の壁が立ちはだかっているような小さな滝があります。
柱状節理(ちゅうじょうせつり)のひみつ
溶岩が冷えて固まるとき、体積が小さくなるためにひび割れができます。このひび割れが柱のようになったものを「柱状節理」と呼びます。
溶岩が冷える方向に垂直にひび割れが進みます。
畳ヶ淵では、溶岩の上部(表面)が冷えてできた「平面的な節理」と、厚い溶岩の内部がゆっくり冷えてできた「垂直な節理」の両方を観察できます。
萩の大地の成り立ち 〜2つのマグマの物語〜
萩から阿武にかけての大地は、2つの異なる時期の火山活動で作られました。
約1億年前(白亜紀): アジア大陸の端で激しい火山噴火がおこり、広大な大地がつくられました。(阿武単成火山群の土台)
約40万年前(第四紀): 伊良尾山が噴火し、玄武岩マグマが谷を埋めながら流れ出しました。これが現在の畳ヶ淵や道永の滝の姿を作り出しました。
⚠️ 注意事項
濡れた岩場は大変滑りやすくなっています。
柱状節理の岩は脆い部分もあるため、崩れやすい場所には近づかないようにしましょう。
貴重な自然を壊さないよう、岩を削ったり持ち帰ったりしないでください。
蛇(マムシ)や蜂などの野生生物に注意しましょう。
萩ジオパーク(Hagi Geopark) この場所は、地球の活動を肌で感じることができる「ジオサイト」のひとつです。
畳ヶ淵までは200m程度か
谷底に流れているのは、日本海に注ぐ田万川(たまがわ)という川。
川床には亀甲模様のような玄武岩の柱状節理が広がっている。
萩は幕末遺跡が有名だが、このような火山活動の痕跡も間近で感じることができる。
40万年前当時の伊良尾山の激しい噴火活動を彷彿させる。
流れてきたマグマが冷やされ、収縮する過程で規則的な割れ目が生じて柱状節理をつくり、その後に田万川の長い年月を経ての浸食作用でこのような景観を作り出したのだろう。
あの小さな火山の伊良尾山が、これほどまでの溶岩流を出しているというのが凄い。
柱状節理が目玉の場所だが、小さな滝があるので滝めぐりのページにしておく。








