元乃隅神社(龍宮の潮吹)
1年以上ぶり、久々のページ更新です。
出かけていないのでネタが無かった、モチベーションが低下していたというのが理由なんだが、マメにHPを更新なさる方を尊敬します。
GWに入り、我が家で前々から行こうと決めていたドライブに出かける。
山口県の西部に行くのは久々なので、非常に楽しみにしていた。
ドライブインみちしお(山陽小野田市)。デジカメ時刻 10:17
”みちしお”は山口県の名所的ドライブインで、20数年前に立ち寄ったことがある。
その時何を食べたかは忘却の彼方で、来たということしか覚えていないが、今回のドライブの第一目標は”みちしお”。
みちしお名物の”貝汁”530円。
20数年前に来た時は、貝汁がここの看板メニューだという認識を持たなかったので、ラーメンか何か他のメニューをテキトーに食べたのだと断言できる。
金もほとんど持ってなかった極貧時代だったのだろう。
懐かしい20代の頃の記憶を反芻しつつ、長門に向かって車を進める。
道の駅きくがわ デジカメ時刻 11:59
この道の駅は20数年前既にあったと思うが、立ち寄ったのは今回が初めて。
トイレ休憩を済ませるとさらに北上。長門の元乃隅神社に向かう。
元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)
私が記憶している限りでは、20数年前のここは”龍宮の潮吹”と呼ばれる観光名所で、神社がメインではなかったと認識している。
当時使用していたカーナビの機能で、現在地から推奨のドライブコースを提示してくれる機能があり、その時カーナビがチョイスしたのが龍宮の潮吹だったので偶然訪れた場所であった。
あの時は休日でありながら訪問者が私の他数人という、まぎれもなくマイナーな穴場スポットだった。
当時はテキトーに土産屋に駐車して付近を散策できたと思うが、今日では有料駐車場やトイレ・売店などが整備され、大変な変わりようとなっている。
川尻岬へ続く海岸線
後々調べてみるに、ここの神社は昭和30年(1955)の建立ということで、それほど歴史の長い神社というわけではない。
階段沿いに連なる赤い鳥居
鳥居は昭和62年から10年間かけて奉納され、100m以上もの長さになっているとのこと。
鳥居は合計123基あるそうな。
昭和62年(1987年)から10年(1997年)ということは、20数年前の訪問時には既にこの鳥居はあった筈だが、これも忘却の彼方。
単に私がバカなのか、人の記憶というものはイイカゲンなものなのか。
スマートフォンなどもちろん存在しない時代で、デジカメもまだそれほど普及していない頃だったので、20数年前は写真を撮るということは、フィルムを買って、写真屋に現像を依頼せねばならなかった時代だったのだ。
突端には岩礁がある。
ちなみに付近には柵など一切ない崖が海に切り立っているので、転落などせぬよう注意が必要。
下から見るとこんな感じ。
神社が高台にある。
20数年前は神社の存在などに注意を払わなくて、あくまでも”龍宮の潮吹”を訪問したという認識。
一応、龍宮の潮吹の説明版も載せておこう。
ちなみに過去2回くらい(四半世紀以上前だが)来たと記憶していて、今回で3回目くらいの訪問だと思われるが、潮が高く吹き上がる光景には一度も出会えていない。
海が荒れるとか、風とか、その時の気象コンディションのタイミングがマッチしないと吹き上がらないのかもしれない。
私の独断と偏見で、昔懐かしい場所を巡れて、非常に良い休日となった。