須佐ホルンフェルス

須佐ホルンフェルス

この日は山口県の日本海側に出かけてみる。
これまで何度か訪れた地域ではあるが、地元・広島県では見られない”新しい火山地形”や地質が見られるので、これまでとは違う視点での楽しみ方があり、面白そうだ。

中国自動車道・千代田インターから浜田自動車道を北進、益田の手前まで高速で行き、益田市内で給油をしてから国道191号線を海沿いに西に向かう。


道の駅・ゆとりパークたまがわ デジカメ時刻11:53

うどんを食べて軽く昼飯を済ませ、須佐ホルンフェルスに向かって出発。


つわぶきの館 デジカメ時刻12:12


遊歩道入口

ここから”畳岩”までは約500mの徒歩。
それにしても、雲一つない青空で、とてもコンディションに恵まれた日ではあった。


遊歩道沿いの露頭

砂岩と泥岩がバウムクーヘンのように重なった地層が露出している。


緑色っぽい岩の露頭

緑色っぽいのは岩自体の色ではなく、後からの苔など外的な付着物による変色だとAIは言う。
もっとも、AIはしばしば間違うので100%鵜呑みにしてはいけない。


こうした露頭が遊歩道沿いでみられる

高山の山麓はこのような変成岩、いわゆる”ホルンフェルス”で構成されている。
ちなみに、そもそも”ホルンフェルス”とは、須佐のこの場所の景観を指す固有名詞ではなく、マグマなどの熱のよる接触変成作用で生じた接触変成岩のことを指す普通名詞。


海の水がとても綺麗

あえて言うまでもないとは思うが、土地勘のない方々のために補足しておくと、この海は日本海です。


柵とかが無いが、景観的には無い方が良い

ではあるが、下に落ちればもれなく命も落ちるので、注意を要することは間違いない。


足元の岩も砂岩と泥岩の互層が見える

ちなみに宮崎の青島の”鬼の洗濯板”は、こうした砂岩泥岩互層の岩が、浸食に弱い泥岩の部分の波による浸食が砂岩より先行して進んで、階段状の地形が形成されている。
ただ、青島の砂岩と泥岩は熱による変成を受けていない(須佐も十分に変成しているとはいえないという)と思われる。


そしてこれがここのメイン・畳岩

名前の由来は畳が重なっているかような景観だからなのだそう。


動画で場所の雰囲気を・・・


崖の高さは15mくらいあるようだ。

これほどまでに規則正しく砂岩と泥岩が重なり合っているのがそもそも凄い。
その砂岩泥岩互層が斑レイ岩の貫入による熱によって”焼き物(変成)”になって、この景観を作っているわけだ。


見上げれば青空。


”ふりむけば日本海”という歌(五木ひろし)があったな・・・

1,500万年前に斑レイ岩の貫入による熱で接触変成を受けた、、砂岩泥岩互層の堆積岩の崖です。


ちなみに白いのは砂岩、黒いのは泥岩らしい。

天気が最高に良かったので、今回は素晴らしい景観を見ることができた。

高山に行く