轟の滝

この日はアンパンマンミュージアムに行くのが我が家のメインの目的。
夜半から雨が降り続く生憎のコンディションだが、滝見などが主目的では毛頭ないから雨でも良いのだろう(。・_・。)ノ

高知市内から国道195号線を香美市に向かって進む。
1時間強あまり走って、道の駅「美良布」に到着。ここに隣接してアンパンマンミュージアムがある。

アンパンマンミュージアム
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やなせたかし氏の父方の実家が高知県香美郡在所村であったそうな。やなせ氏は東京で生まれたが、父の死により高知の伯父に引き取られ、育てられたとのこと。

アンパンマンのモニュメント
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アンパンマンミュージアムの見学を終え「ついでに轟の滝に行っても良い」と、ようやく私の我儘に認可がおりる。

国道195号線から物部川を右岸に渡り、滝の案内看板を頼りに進む。
高知の山あいの道なので離合困難な個所も無論あるが、そこは想定の範囲なので注意しながら進んで行く。

駐車場に到着。デジカメ時刻 11:47。
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看板に従ってここに駐車するべき。
Uターンも出来ない上にとても狭い道になる。横着は禁物。

右下の頭が爆発している人は???
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ま、あまり気にしないことにしよう。
なお、ここの轟の滝は”とどろのたき”と読み、たとえば佐賀県の嬉野にある轟の滝(とどろのたき)とは読み方が違うので注意を要する。

ところで、夜半から降り続く雨は全く止む気配がない。
傘を差しての滝見はほとんど記憶がないが、そう簡単には来れない遠い所なので、雨だからと機会を逃すわけにもいかないのだ。

滝より上流部の日比原川の流れ。
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透き通った水の流れが印象的。とても綺麗な水だ。

道路脇の斜面に咲くシャガ。
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この写真ではナンジャコリャーでしょう。

アップで。
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高知だけにシャガも中国地方より2週間くらい早く咲くようだ。
雨の降る中、さらに舗装路を進んで行く。

ほうらね。道が狭くなった。
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横着すると後が大変です。四国の山あいの道路を甘く見てはイケマセン。

どうやら着いたようです。
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静かな谷あいに瀑音がこだまする。

滝が最初に視界に入ってきた時「オオッ」と思わず声が出る。
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その滝に初めて来た時の高揚感。百選に選ばれるような滝なら尚更・・・

展望所には東屋がある。
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実際、雨が降るコンディションだけに東屋があるのは非常に有難い。

轟の滝。
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80mもの落差を三段に落ちる素晴らしい滝。

中段の滝つぼ。
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上段と中段に大きな甌穴が形成されている。

上段の巨大な甌穴。
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天気が良ければもっと色合いが綺麗なんだろうが・・・

下段。
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今回は滝下まで降りて行くのはやめておく。
雨も降るし、駐車場で我が家の家族が首を長くして待ってるのだ。

最後に全景を撮っておこう。
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名残惜しいが長居も許されないので戻ることにする。

東屋にある滝の説明板。
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今回は「ええもん見せて貰いました!」という率直な感想。予想に違わぬ素晴らしい滝だった。
四国の滝、とりわけ高知の滝はスケールもさることながら、水の美しさに魅了される。

今回私がこの轟の滝を見ることが出来たのはアンパンマンミュージアム、ひいてはやなせ先生の偉大な功績のお陰です。
また是非来たいが、次のチャンスは果たして・・・