すめらぎの滝・岩尾の滝・延命の滝・入野の滝

この日は岩国の錦帯橋に行った。
2011年最初の滝見は、その際寄った柳井・岩国近辺の滝を紹介したい。

岩国から2号線で玖珂方面に向かうと、玖珂の手前に山口県や広島県ではかなり知られた食事処いろり山賊がある。
ここでは食事の話は割愛するが、そのいろり山賊・玖珂店の裏手の山からすめらぎの滝なる滝が落ちているので、まず紹介しておく。

ところで、この山賊という食事処だが、HPを拝見すると度々火の不始末を出して店舗を全焼させている模様。
火を扱う宿命にある飲食店にあるまじきことと思うが・・・まあそれは置いておこう。

いろり山賊玖珂店
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後方の山から滝が落ちてるのが見える。
ちなみに食事だが、値段設定こそ若干高めではあるが個人的には好き。

すめらぎの滝
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ここで扱う牛肉のブランド皇(すめらぎ)牛に、滝の名は由来するようだ。

早い話が民間企業の敷地内の人工の滝ということだ。
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人工ではあるが、こんな滝もあるということで・・・
一応紹介させていただく。

ここは岩尾の滝入口。
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国道437号線「岩尾滝トンネル」付近から狭い道(旧道に)に入るとここに着く。

案内板が朽ちてしまっている
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ここは旧大畠町に属していたが、現在は合併により柳井市になった。

岩尾の滝
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お寺(無人っぽいが・・・)の奥に落ちている。

滝の上部
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ここには他にも滝があるが、現在滝見道が通行止めになっている。

滝壺
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滝周囲は薄暗い空間となっている。

最後に全景を
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山口県の滝は小ぶりな滝が多いが、滝そのものは「いい滝」が結構ある(^-^)/

岩尾の滝から国道437号をさらに進み、柳井市大畠から大島大橋を渡って周防大島へ。
国道437号をさらに東へ久賀まで走って、久賀市街から山間へ狭い道を上っていき延命の滝に行く。

駐車場にある案内板
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久賀からの道は島嶼部特有の狭くて急勾配の道を上っていくので、広域農道で行く方が道路状況は良いようだ。
だが、駐車場手前は「オイオイ・・・( ̄▽ ̄;)」みたいな道だ。

滝見道を徒歩で進む。
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周辺は掃除が行き届いていて感じが良い。

滝見道も割と手入れがされているようだ。
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訪れる人もそこそこいるのかもしれない。

朽ち果てたベンチ。
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余程疲れていないと座らないに違いない。

滝見道から久賀市街。
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その向こうに広がるのは瀬戸内海。

延命の滝
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落差22mの周防大島最大の滝で、島嶼部の滝は概して水の量が多くないものだが、これまで一度も枯れたことがないという。

枯れたことがないにせよ、豊富な水量とはいえない。
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水が少ないのは島嶼部(ましてや年間降水の少ない瀬戸内海)なので仕方ないとは思うが・・・
滝の周囲が藪でウルサイ印象なのが少々残念か。

2月だが、気候は「サザンセト」だけに温暖だった。
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帰路は国道437号線を引き返し、玖珂インターの手前で旧周東町の入野の滝に寄ることにする。

入野の滝への入口。滝の観音と表記あり
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ちなみに入野の滝は、国道437号線・周東町落合から島田川右岸沿いの道に折れ、約200m進んだあたりから広域農道に入る。
そのまま広域農道を2Km進んだあたりに滝の案内がある。
わかりにくそうなイメージだったが、なぜかスンナリ来れたのは運が良かっただけだろう。

落ち葉の滝見道
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滝までの歩行時間は10分あまりか。

下の滝。観音堂の奥にある。
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ここは島嶼部ではないが、水の量が少なかった。
観音堂の手前から上の滝への急な道が分岐している。

上の滝
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こちらは落差もなかなかあって見ごたえあり。
普段から水の量自体は多くないようで、滝壺がなく岩盤の上に落水している。そして岩盤を流れ下った水は下の滝に続いて行く。

この日の滝見は終了
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この日は水が少なかったが、入野の滝(上の滝)はなかなか立派な滝である。