今回は石鎚山に登るべく、勇躍愛媛にやって来た。
土曜日の午後家を出て松山市内に前泊し、翌日朝から三坂峠越えで土小屋に向かう。
三坂峠の道路がいつの間にやら立派になっていて、ちょっぴり浦島太郎状態を味わった後、古岩屋を通って面河に出て石鎚スカイラインを走る。
既に駐車スペースが大変なことになっていて、かなり遠い場所に車を置く。
土小屋出発 デジカメ時刻 8:25
トイレを済ませてから登山道に入っていく。
瓶ヶ森は雲に隠れている。
結局この日は最後までマトモに瓶ヶ森を見ることはなかった。
デジカメ時刻 8:46
ちなみに再びここに戻ってきたのは13:40頃。ゆっくりペースで5時間を目安にすればよいだろう。
最初は緩やかに道が続いていく。
登山自体が久々なので、運動不足な人間にとってはありがたい。
登山道沿いのリンドウ。
残念だがピンボケ。突っ込まれる前に認めておく。
鳥居到着 デジカメ時刻 10:50
トイレが知らない間に出来ていた(よほど久々と思われることだろう)。
聳え立つ岩峰を見上げる。
いつも通り、鎖場は通らない。
過去2度好奇心で鎖場を登ったことがあるが、やはり登山道の方が個人的に好きなのだ。
弥山到着。デジカメ時刻 11:50
ご覧の通り、弁当を食べるどころか、踏み場もないかの如くの大盛況。
時刻を考えれば仕方のないところだが、ここにきて徐々に空模様が好転してきたのは好材料。
スペースが空くのを待つ間に天狗岳を撮る。
やはり紅葉のピークは過ぎているのでしょうかね。
そうこうするうち、ようやく場所を確保できたので、ガスバーナーで湯を沸かし、コンビニ弁当とカップヌードルでランチタイムとする。
食後のインスタントコーヒーがこれまた山で湯を沸かして飲むと格別。
そのうち周囲に爆音を轟かせ、ヘリコプターが近づいてくる。
ヘリコプターは旋回し、山の東側に姿を消す。
「鎖場で人が落下した・・・」などと未確認情報が飛び交うが、確認する術はない。
松山の方向に向かって飛び去るヘリコプター
本当に人が滑落したのなら、こうした場所へそれを救助しに来る人たちもさぞや大変なことでしょう。
詳細は不明だが、ヘリの救助を要請した場合、代償が高くつくと聞いたことがある。
もちろん命には代えられないが、改めて”山は気をつけねば・・・”と思った。
下山途中で紅葉した山裾を撮影。
下の方はこれから・・・という感じか。
今更って感じで天気がどんどん回復していく
まあ、雨に降られた訳ではないので贅沢は言えまい。
13:50 土小屋に戻る。
帰路は瓶ヶ森線を進んでいく。
手箱山
景色が良いので走るのは気持ちよいが、カーブが多いし高所恐怖症の人には怖い個所も多々ある道。
子持権現
中国地方ではちょっと見ることが出来ない険しい山の風景が続く。
寒風山登山口 デジカメ時刻 16:20
ここからカーブの連続する道を下って道の駅「木の香」に行く。
”木の香温泉”に浸かって汗を流し、久々に道の駅の”雉ラーメン”で夕食を済ませる。
来島海峡SA。三連橋がライトアップされている。
SA自体がリニューアルし、大きく綺麗になっている。
今回は久々に石鎚登山を味わえてとても楽しかった。