総領のセツブンソウ
先週に続き、今週も庄原市の総領にセツブンソウを見に行く。
今年は花が遅れ気味で、先週はセツブンソウを見ることが出来なかったので、安田のユキワリイチゲのみ見てきたのだった。
庄原市総領と三次市吉舎町の安田は近い位置関係にあり、この時期はセツブンソウとユキワリイチゲをセットで見るのが推奨だ。
安芸高田市甲田の県道37号から県道52号、県道440号と東に進んで三次市有原町で国道375号に出る。
国道を少し北上、三次市石原町から県道61号を進み、三良坂を過ぎてから県道78号を進む。
今回も総領に行く前に、先に安田に寄ってみることにする。
三次市吉舎町安田のユキワリイチゲ群生地
今回は曇り空なので、花が開いてはいまいとは思っていたが、やはり開き具合が芳しくない。
もう少しここで粘れば開いてくるかもしれないが・・・
とりあえず開き具合の良い花を探して写す。
ここには先週来ていて良かった。
島根ナンバーの車でやって来た夫婦が、あまり開いていないユキワリイチゲを残念がっているのを横目に、私はここを後にし総領に向かって県道78号を進んでいく。
まず道の駅”リストアステーション”に寄ってみるが、先週同様に付近の花はセツブンソウは無論、福寿草もまだ咲いていなかった。
仕方が無いので、道の駅では”節分草そば”を食べて朝食兼昼食とする。
もし一緒に娘が来ていたなら買わされていたに違いないヤマメ塩焼きの屋台もあったが、スルーして、そばを食べ終えると先週は時間が無くて行かなかった領家八幡神社に向かう。
道の駅で領家八幡神社のセツブンソウは満開との情報を得たが、あそこのネックは駐車スペースの少なさ。
道の駅から国道432号を上下方面に1km弱進み、神社前を過ぎた付近の道路脇スペースに停める他ない。
下写真のように5~6台程度のスペースしかない。
ちなみに道路は国道432号線。セツブンソウの時期は、来た時にスペースがあるかどうかは運頼み。
私はUターンを繰り返して2回目で駐車スペースをゲット。
車を置いて歩く。
100m程度国道を徒歩で道の駅の方向に戻る。
領家八幡神社に到着。
予想通り、沢山の人がセツブンソウ見物に来ているようだ。
中には黄色の服を着た”節分草保存会(NPO法人)”の方が巡回している姿も見られた。
本殿下の広場の隅にもセツブンソウが咲く
他の場所だとタンポポが生えてそうなシチュエーションなのだが、ここでは堂々とセツブンソウが咲く。
神社裏手の斜面に沿って満開のセツブンソウが咲き乱れている。
後は場所を移動しながら撮りまくるのみ。
素晴らしいと言う他ない。
撮るだけ撮って気が済んだので帰るとしよう。
なかなか良いタイミングの花に出会えないセツブンソウだが、今年は満開のセツブンソウを見ることができ、2週連続で来た甲斐があったというものだ。