窓ヶ山

コロナ禍の中でも世間一般は4連休で、報道では行楽地の混雑ぶりや道路の渋滞なんかを伝えている。
私は例によって4連休ではないのだが、最終日のこの日は久々に山に行くことにする。

9時過ぎに家を出て”憩いの森”に着いたのが11時前。

準備を整えて登山道に入る時に時計を見ると、10:59であった。
日頃の運動が不足している私が、マスクを着用しての登山は、酸欠による窒息死に直結しそうなので、一応マスクを携帯しておくのみの対応とする。
結論を言うと、幸いこの日は登山者がまばらで濃厚に人が密集する場面がなく、マスクなしでもノープロブレムであった。

向山への分岐。デジカメ時刻 11:25

まず目指すのは窓ヶ山東峰。
この案内札を参考にしたならば、憩いの森から窓ヶ山山頂(西峰)の道のりは1.3kmあるということ。

五日市方面からの登山道が合流。

前述の案内札と、この案内札を信じたならば、ここで憩いの森から800m進んだということ。

11:44 眺めの良い大岩に到着。
他の登山者の姿はなく、絶好の休憩スポットを独占させてもらう。

大岩から広島市街の眺め。

7合目にあたる展望大岩は、休憩ポイントとしては最高のロケーションでしょうな。

窓ヶ山東峰到着。デジカメ時刻 12:33

最高所は西峰なのだが、展望は東峰が抜群なので、ここでランチタイムとする。

左奥に厳島(宮島)。右は極楽寺山。

360°とはいかないが、広島湾を取り囲む山々と、瀬戸内海の島々が一望できる抜群の展望。

東峰からの展望(動画)

南西から東にかけて、西峰~極楽寺山~厳島~西能美島~江田島~灰ヶ峰~野呂山~広島市街などが見えます。

魚切ダムを俯瞰。

ランチタイムが済むと身支度を整えて西峰に向かう。

東峰から見た西峰。

西峰に向かうのはキレットの底まで一旦下って、登り返す形になるが、この区間は急傾斜な個所や鎖が設置されている箇所もある。

西峰山頂。デジカメ時刻 13:15

東峰は710.8mに対し、西峰は711.4m。西峰の方が60センチ高いらしいですね。

本当に登山者がまばらで、下山するまでに10人出会ったかどうか・・・という三密など全く心配のないレベル。
繰り返しになるが、マスクの出番は最後までなく、酸欠状態に陥ることもなかった。

山に来るたび、やっぱり山はいいなあ・・・といつも思うのだが、その割には山に来ることができていない。
今の日常を少しづつ変えて、もっと山に来る時間を作りたいものだ。