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出雲大社

年末から何やかやと用事に追われ、初詣に行きそびれたまま日数だけが過ぎ去っていたが、新年もようやく20日になって出雲大社に初詣に行く機会を得た。

神門通り デジカメ時刻10:50

未明から朝までの雨がようやく止んだようだが、どんよりした雲が空を覆う。
”天気は西から回復していく”というNHKの(というより気象庁か)天気予報を無条件に信じて、傘を持たずに本殿に向かって歩いていく。

竹野屋旅館

知る人ぞ知る、竹○まり○さんの実家で、最近になって御自身が旅館のオーナーになられているとか。
新オーナーの意向なのか、前回私がここに来た時と違って、旅館の屋根瓦などに修繕が加えられ、綺麗になっている。
旅館前にタクシーが停まっていて、運転手のオジサンが「○内ま○やさんの実家ですよ。写真撮っときなさいよ」と、道行く観光客に教唆していた。

見れば、ここの鳥居も新しくなっている。

観光客の増加で、付近が異様に活性化され、今ではスターバックスコーヒーまで出店している。
10年前では考えられなかった替わりようだ。

松並木が綺麗

みんな右側通行で本殿に向かって歩いていく。

以前は無かったような気がする、沢山のウサギの石像

出雲大社周辺は、まさにイノベーションの真っ只中にある。
それもこれも沢山の観光客によるものに他ならない。

因幡の白兎と大国主命

古事記に出ている有名な話なので、殊更説明はしません。

本殿。デジカメ時刻11:10

若干、雲の切れ目から青空が見え始めている。
ここの拝礼方式は、宇佐神宮と同じく二礼四拍手一拝
一般的には”いずもたいしゃ”と呼ばれているが、正式には”いずもおおやしろ”というそうな。

神楽殿の大注連縄。

年配の神職の方が「撮りましょうか?」と観光客に声をかけ、写真を撮ってやっていた。

私は普段現金をあまり持ち歩かないキャッシュレス派なので、財布に小銭がほとんどない。
賽銭箱に入れる為に、事前にわざわざ自販機で欲しくもないジュースを買って小銭を作るという、面白い現象がいつも神社に来た時起きる。

神門通りに降り注ぐ天使の梯子。

正式名称は”薄明光線”といい、雲の切れ目から漏れた太陽の光が、光線の柱となって放射状に地上に降り注いで見える現象のこと。

すっかり空は青空。デジカメ時刻11:34

この日の午前中までの天気予報は正確無比で、傘は必要なかった。

以前は寂れた感があった通りに活気がある。

何回目か自分でもわからないくらい、何度も来させてもらっている出雲大社だが、今年もどうにか初詣が出来てとりあえずは良かった。

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