鷹ノ巣山

鷹ノ巣山とカンノ木山はセットで登られる場合が多い。
よしんば片方だけ・・・という場合でも、どちらかというと、標高も高く盟主的存在の鷹ノ巣山が外されることは考えにくいだろう。

ということで、目の前に見える急登は面倒で、気が重くはあるが、私も折角久々に来たことだし鷹ノ巣山をスルーする訳にもいくまい(´`@)…

久芳(くば)峠から鷹ノ巣山への道。
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鷹ノ巣山への道は、いきなりの急勾配で始まる。
私もそれは経験して知ってはいたが、久々に来てみると「こんなに急だったかな?」というくらいの勾配の道が続く。
山頂まで久芳峠から約1Kmあるが、前半500mくらいはシンドイ登りが続くので、辛抱が必要。

登山道は東広島市と安芸高田市の市境に沿って続いており、登山道を境に左右で植生が異なる。

東広島市側は植林、安芸高田市側は自然林。
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針葉樹の植林より、自然林の方が見ていて気持ちが良いですな。

地道に進んで急勾配区間をクリアし、山頂まで500m標識を過ぎるあたりから登山道が落ち着いた感じになり、気持よく前進できる。

山頂直下のコアジサイが咲く道。
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時期にはカタクリが咲くというが、該当する時期にまだ来たことがない。

空間が開け、鷹ノ巣山頂に到着。
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予想通り山頂は私1人のみ。

デジカメ時刻16:42。
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8年半ぶりだが、ついこの間のような錯覚を起こすほど、あっという間の8年経過ということか。

カンノ木山同様、展望すこぶる悪し。
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展望台が設置されており、普段はとても展望の良い山なのだが、今回はコンディションが悪かった。

硫黄山へ続いていく稜線。
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火山に縁が無い地域だが、なぜ硫黄山というのだろう?

何も見えていない福富側。
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御覧のように展望を楽しむことは無理なので、ミネラルウォーターの残りを飲んだら出発しましょう。

往路とは違うルートで下山する。
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ブナ林を通り、ダート林道に続く別ルートで県央の森に下る。

こちらも急勾配箇所あり。
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水分を含んで非常に滑りやすいので慎重に進む必要あり。

ダート林道に合流。
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あとはダート林道を県央の森に向かって進むのみ。

ダート林道を約1Km歩く。
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大きめの石がゴロゴロした道なので、疲れた足にはこたえる。

スタート地点に戻る。デジカメ時刻17:25。
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カンノ木山、鷹ノ巣山とで約2時間半の山歩。

道の駅・湖畔の里福富。
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夕刻だが、まだ大勢の子供が道の駅の遊具で遊んでいた。

展望は良くなかったが、今回は雨に降られず無事登ることができて良かった。
早くうっとおしい梅雨が明けて欲しいものだ。