吾妻山

我が家では先週から吾妻山に行きたいとのリクエストがあり、それに応えて吾妻山に行くことにする。
9時過ぎに家を出て、県道37号線と国道54号線を走って三次から高速に入り、松江自動車道を高野インターまで北上する。

道の駅たかの

これ以上ないほどの快晴。猛烈に空が青かった。
道の駅で売っていた”1枚200円”もするメンチカツをゲットしておく。

道の駅から県道39号を奥出雲方面に進み、さらに国道432号を庄原方面に走る。
王居峠を越して比和に出てすぐに吾妻山方面への分岐があり、そこから国道と別れしばらく進むと吾妻山国民休暇村がある。

正午前に国民休暇村に着いたはいいが、凄い車の数で休暇村の駐車場には停めることができない。
仕方がないので少し離れた場所に車を置く。

車が多い原因は、丁度山開きの日だったということ

ところで吾妻山に最後に来たのは2006年の10月で、来るのは何と実に11年ぶりである。
広島では有名どころの山なんだが、意外に御無沙汰していたものだ。

池には丁度蓮が咲いている

蓮の咲く水の濁った池のほとりを歩いていくと、前方にテントが沢山貼られて、山開きのイベントが行われているのが見えてきた。

山開きのイベント開催中

本部席のテント前で地元の方々が輪になってナントカ音頭を踊っている。
別のテントでは、丁度正午頃ということもあってか、やまめの塩焼きとか、鶏の炭焼きとかの屋台が出ていてとても賑やか。

やまめの塩焼きの誘惑に負け、登りだす前から予定外の小休止。やまめはとても美味しかった。
ビールの誘惑には勝った・・・(ᅙゝᅙ)γー~

やまめを食べ終えたら出発。

イベント会場となっている草原の端に沿って、最初は緩やかに登っていく。

登山道沿いのタニウツギ

丁度この花が咲き乱れる時期でもあり、この日一番多く見ることが出来た花だった。

これはレンゲツツジ

これも丁度見ることが出来るいいタイミング。

ベンチのある小弥山で小休止

休暇村や山開きイベントをやっていた”池の原”が眼下に見える。

カシミール画像・その1を置いておく

上写真の向かって左奥にうっすら見えている山並みは、広島市北部の山々。

さらに頂上に向かって進む

見通しのよい登山道なので、周囲の眺めは良いが、日差しが暑い^^;

レンゲツツジ

緩やかに登っていく道を、写真を撮りながらノンビリ進んでいく。

後方を振り返れば猿政山が見える

写真中央左の山ですよ。
島根との県境にある山で、標高は1268m。

カシミール画像・その2で補足

三瓶山はちょうど猿政山の陰に入る位置関係の為、微妙に見えないらしい。

イワカガミ。

頂上近くの登山道沿いに多く見られた。

もちろんタニウツギも沢山咲いている

西日本では、主として日本海側で見ることができる花で、広島県では北部の中国山地沿いに見られる。
田植えの時期に咲くので”田植え花”ともいうそうな。

13時頃、山頂に到着する。
頂上はあまり広いとはいえないので、12時台を避けたのは正解だったかもしれない。
持参したおにぎりや”1枚200円(美味かった)”もするメンチカツを食べ昼食。
食べ終わると展望を楽しみながらの休憩とする。

福田頭(1253m)

福田頭(ふくだがしら)は登山道沿いに滝が沢山ある、なかなか面白い登山ができる山。

カシミール画像・その3

中央一番高いのが立烏帽子山。その右に池の段。

ちなみに立烏帽子山は広島県の東部では一番高い山(1299m)。
山がちな広島県ではあるけれど、それほど高い山はありません。

カシミール画像・その4

遠方に大山と手前に船通山

言わずと知れた鳥取県の名峰にして中国地方最高峰(1709m)。

カシミール画像・その5

上写真から大山をトリミング

手前の山は船通山(1143m)。

宍道湖が写っている筈だが・・・

心の目で見てください・・・(。◕∀◕。)ノ

吾妻山山頂からのパノラマ動画

南側から北東方面。福田頭~池の段~立烏帽子山~比婆山~大山・船通山の眺め

展望を楽しんだら下山にとりかかる。

国民休暇村まで下ると、既にイベントは終わっていて後片付けの真っ最中。
猛烈に喉の渇きを覚えたのでペットボトルのお茶を買い、ググッと飲んでから撤収。